同じDID(解離性同一性障害)の方と会ってきた

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twitterとは不思議なものである。会いたいと思った人とスケジュールが合う&その人がよいとするのならば簡単に出会うことが出来る。

昨日はそれをすごく実感した日だった。

haru(@hr_3200)さんと会って少しお話をした。

昨日のことなのできちんと書くことは不可能かもしれないが書いていきたいと思う。

先に断っておくが、自分もその症状を持っているがゆえに、なぜ解離が起きたかということについて根掘り葉掘り聞いていない。トラウマが呼び起こされ、人格が分離、増えたりなくなったりとゆらぐ危険性があることを知っているからだ。それを踏まえて、続きをどうぞ。

※読むにあたり、たくさんの人格の名前が出てきます。参考程度に彼ら自体のプロフィール的なものを画像として載せておく

某珈琲店。

私たちはそこで待ち合わせをした。

少しだけ静かで、美味しい飲み物もあって。

彼は温和な顔をしていた。初めましてと軽く挨拶をして、今はどなたですか。と質問をする。

「洋祐です」

写真が好きな方で、人格の操縦を圭一さんと共にいろいろ頑張っているらしい。

体は女性だが、人格の大半が男性らしく、体もそうするためにホルモン注射などを打っているようだった。

主人格の存在がうすいタイプ(あってもかなり眠っている)だった。

個人的な主観で見ると、ほかの人格がいろいろな行動(ノートに書いたり、物を作ったりどこかへ行ったり)をしたのを目の当たりにすると驚きが先に来て引っ込んでしまうのではないか、などと感じた。

「私たちも、一応DID(解離性同一性障害)の診断は出てるんですけど、どうだかわからない不安があって」

haru「不安はそれはありますよ」

そう答えてくれた。それだけで、やはり少し安心する。

「そういう診断が下ったのはいつ頃で?」

haru「四年程前ですね。18できちんと分かったので」

そういうと彼は高校で先生から出席が足らないといわれて、その際に診断書があればなんとかなるといわれたそうだ。

『好きでさぼってるわけではないんだろ?』

彼を信頼した、先生の言葉だった。

もちろん、彼らの感情をすべて汲めている訳では無い、と思っている。だが、この言葉はあまりにも慈悲にあふれていて。彼らの行いからきたものではあるのだろうが、それでも優しい言葉だと思った。

少ししたら、彼はいったん止まり

「絵をかいてもいいですか?」

灯真君に変わった。正直ここら辺は自分も変わっていた

(性別の話に関して自分たちの方が複雑らしくそのことを少し自分語りしてしまっていた)

ので、詳しい描写はかけない。

こちらが飲んでいたフルーツアイスティーがすごく気になって絵を描きたくなったそうだ。

(ここらへんも確か何か話をしたのだが、私の幼い『ゆき』という人格が対応していたので少し覚えていない)

音楽も好きだから、ドラムとあとルンバを買ったのは僕だけど、ほかの人格がお金使わないし、いいんだ。僕も働いてるし

と言っていたか。

右上フルーツティーの絵を描いたのが灯真君。あとは大体はると君だった

上の絵を描いた後、少しだけ悟君になった。

悟くんはすこししゃべりづらそうだった。自分も猫になったときは少ししゃべれないのでこうなるのはわかる。

少し前に僕たちが行った紫陽花の写真を見せたら、苔の名前や、何アジサイなのかを教えてくれた。

そのあとはるとくん。深夜徘徊する子と仲が良いとか、飛行機、数学、色々なことに興味を示している子だった。

私は昔、量子力学方面が好きで、根源というものに興味があったから物理は好きだよとか、話していた。はると君はANAの飛行機が好きで、理由は青いから。カブトムシも好きだけど結衣ちゃんは虫全般が嫌いらしい。

人格が変わると好き嫌いが変わるというのがある。自分は顕著に好き嫌いが正反対の人格はいない。きっとおおもとの主人格が他のDIDの人たちよりも表層に出やすく、記憶の統合がしやすいからなのではと少し思った。

または、起こった現象を素直に受け止めやすい(目の前のノートに書いた実感はないけれど書いてあるんだろうからそうなんだろうと納得しやすい)性質なんだろうなとは思う。

閑話休題。

はるとくんが長く話してくれたことの中に、自分と共通するところがあった。

人格はシェアハウスのようなリビングで、テレビがあって、見ている。

これは自分も感覚として、なんというか想像としてあるものだった。

少し横長のテーブルで、今人格がやっていること、視点はそこに映し出される。それを把握する人は把握して、危険な時や必要な時には交代する。

ただ違いとしては、テーブルに椅子が一つしかなく、また、別のテーブルもあり(それは主人格のみが座るものらしい)その別のテーブルに座る人格はおおよそテレビが見られる位置にないというところだった。

そう考えてみれば、主人格も含めて自分の視点という名のテレビが見られるか見られないかは大きな違いかもしれない。記憶の共有度合いもそこから変わってくる気がする。

ちなみにそれを教えてくれたはるとくんは自分の部屋がないらしい。リビングで積み木とか電卓で遊んでいるらしい。洋祐さんに戻ってから聞いた。

彼らのバイトの時間が近づき洋祐さんに戻ると

「あ、これ書いたんですね。撮ってもいいですか?」

私のものではないですしどうぞ、と。特に驚くこともなく、慣れた様子だった。

そこから猫ズに自分が変わり、涙目になりながら、人格(猫格?)が洋祐さんに問うていた。

猫であることが大半で、文字ならかけるがコミュニケーションが困難なこと。その訴えに対して

「存在しちゃいけない人なんていない。」

これでかなり救われたところはある。まぁ、存在していいとは言われてもそれで自分が何ができるか(具体的にどういうものでお金を稼げるのかの方法)わからずかなり悩んでいたし、今も悩んでいるが。

その言葉は主人格にも響いたようで早速バイトを探そうかと意気込んでいた。それをしてすぐ疲れてしまう可能性はあるので、表に立てない以上誰かに相談する方がいいのではと思うのだが。

 

こんなところで今回はこの辺にしようと思う。ただやみくもに怖がることをせずしっかり前を向いていきたいなと思った。

最後に猫人格とかwwwって思う人もいるだろうから一応参考となるURLを張っておくことにする。

http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/DID2.htm

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