カジャラ『怪物の宴』感想

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今日は

これを見に行きました。

その感想と、少しうれしかったことなど書いていきます。

以下ネタバレ含む。

 

小林賢太郎を知ったのはラーメンズからでした。今となっては分からないと思われるFLASH倉庫時代。正直版権とか微妙なラインで、いろんなものをギコ猫が表現しており、その中での千葉!滋賀!佐賀!に笑わせてもらった学生時代。面白いDVDがあると友人に言われみんなで見たのがラーメンズのDVDでした。

言葉遊びの軽快さと、ラーメンズの二人が織りなす不思議な世界。小気味いいテンポで進むそれは見ていて気持ちよく、また少し感動させるところもあって、ずるいなと思わされたり。

振り返るとうちの兄が爆笑オンエアバトルで面白いひとがいるってちょっと言ってたのもラーメンズだったかもしれない。

閑話休題。

前日に熱を出し、意識が若干怪しく、わかりやすく人格交代をしなくなったので、これは現地で交代してカジャラを忘れて帰ったりとか、不安でパニックになったりとか起こりえるかもなぁとか思いつつ、向かいました。

友人の分のチケットも買っておいてよかった。きっと道を確かめながら劇場には足を運ばせてくれるだろう、という感じで無事観劇することが出来ました。

前置きが長かった。

感想です。

エジソン電気がジョーシンに本当になったのかすごく気になったのは私だけではないだろう。

カジャラを劇場で見たのは去年の『働けど働けど』が初めて。去年は二回見たから今回で三回目となるか。

いやらしくない程度に手前のコントにキーワードをちりばめ、フィナーレに収束させていく。いつもの小林賢太郎節で安心する。毎回毎回新しいことをやろうとしているはずだから、いつものというのは失礼かもしれないが安心するんだから仕方ない。ラーメンズのコント、TEXTから見える(もう少し前からだったかもしれないうろ覚え)この手法は実は筆者が大好きなものである。好きなものは好きなんだから仕方ないだろいい加減にしろ。

ネタバレ含むといえどまだ千秋楽ではないので軽くしか書けないが、そこでまさか多重人格というものに触れるネタがあった。

Aの自分(ばりばりできる)とBの自分(引っ込み思案)がいて、プレゼンの時に引っ込み思案な自分は出てきてほしくないからAの自分を出すようにする。

プチ多重人格。

言いえて妙な話でそう、多重人格はそれぞれあるのではと筆者も思う。ただ、AとBに明確な名前の差があり、Bの時にAという名で呼ばれたとして違和感があると感じたら、それは本当のDID(解離性同一性障害。分かりやすいポピュラーな名前で行くと多重人格)なのではないかと思っていたり。

ただし、しかるべき医療機関に相談してからそういう結論は出した方がいいとは思う。きっと思うより多重人格の現象はそう大したことでもない。本人はめまぐるしい感情の変化があり、正直疲れるが、それが周りから分かるとは限らない。というか分かる方が怖いだろう。

それでもDIDだとわかって思考が整理され楽になったことは事実だ。ロールシャッハからも、切り離した感情が空想と結びついている傾向が高そうだ、との結果も出ている。ロールシャッハはまた後日。まぁいまだにしんどいのはけいれん発作くらいだろうか。

ともかく、自分のことではないが、それに関連したことがコントの中で出たのは正直びっくりした。

怪獣たちの宴。それぞれが演劇のエキスパートであり小林賢太郎の中に演劇のエキスパートの怪獣がひしめき合ってできている。そういう風に読み取れた。

一つ一つ感想を書いていきたいが如何せんその時は体は違うものだったので正直記憶が曖昧であることは残念だ。

劇は生き物とはよく言ったもので、その回ごとに何らかのアレンジが加えられていることがある。去年は封切と千秋楽両方見たからか、かなり顕著に実感できた。

きっとアドリブは基本を押さえれば何でもやっていいということなんだろう。面白ければいい。素晴らしいことだと思う。

カジャラはやはりどうしても脚本家の意図を読み取ろうとしがちなので、そういうものなく楽しみたいなぁと思ったりはする。どういう心境なのかとか、これを伝えたいのではと深読みしてしまうのは悪い癖だが、カジャラの舞台はそれも包括して楽しんでいきたいかもとも思う。

逆に言うとそういうものが悪い意味で気になってしまうと、小林賢太郎率いるカジャラは楽しめないかもしれない。

感想なのか批評なのか分からなくなってしまった。

まぁきっと

カジャラの効能は人それぞれです。用法容量を守って正しく使いましょう。

ということなのだろう。まぁ、どの公演も時間が許す限り向かいたくなってしまうのだが。

元号が令和になり、R年、ラーメンズ年では!?とか巷で言われているのを見るが、カジャラでもラーメンズでも演者が生き生きと楽しくやっているのが見れればそれでいいかななど思った。

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